夏の衣替え 季節感じる工芸品特集
季節の移ろいに合わせて衣服を整理する衣替えは、四季のある日本で平安時代から続く伝統的な文化です。
鮮やかな新緑に包まれ、気温も暖かくなってくるこの季節、 夏らしさあふれる工芸品と、一足早く夏を迎える準備をしませんか?
今回の特集では、衣替えをきっかけに手に入れたい、夏に大活躍の工芸品を3つ紹介します。
・天然藍のストール/基準色(インディゴ気仙沼)
美しい藍色が特徴的なこのストール。植物由来の生地は、抗菌作用・防臭性・保温性に加え、UVカット効果もあり、夏の強い紫外線から肌を守ってくれます。天然素材を使用しているため肌ざわりがよく、一度さわったら忘れられないほどやわらかいです。また、うしろが透けるほど薄く、丸めてバッグに入れてもかさばりません。室内の空調が強く、ちょっと肌寒い時にさっと羽織りたいというようなシーンにも活躍する一枚です。
一枚一枚大切に染め上げられたボタニカルストール、詳細はこちら
・水引で作った、簪(かんざし)と帯留めセット/黒(折形礼法、水引カルチャー倶楽部)
待ちに待った夏祭り。今年は開催が予定されている地域も多いのではないでしょうか。2年ぶりのお祭りだからこそ、浴衣だけでなく簪(かんざし)と帯留めにもこだわり、トータルコーディネートを楽しみませんか?水引から感じる和の風情と天然石を用いた洋風なデザインで、普段使いから正装までお使いいただけます。どんな浴衣や着物にも合わせやすい、黒と白の2色展開です。
水引が目を引く、和洋折衷の簪帯留めセット、詳細はこちら
・箔図 image1 白×焼き煤骨(金彩扇子作家 米原康人)
こちらの扇子は、伝統技法にこだわりながら一本一本手作りで作られています。金箔の付き方にも個体差があり、自分だけの一本として愛着を持って使うことができます。洗練された色使いとこだわり抜かれたシンプルなデザインが日常に涼を運んできてくれる、夏に大活躍間違いなしの商品です。
持ち運びにも便利なサイズでユニセックスなデザインの京扇子、詳細はこちら
いかがでしたでしょうか?
衣替えを通して、冬から春にかけて使ってきたお気に入りのものたちとは少しの間お別れですが、この機会に夏のお気に入りを探すのも楽しいですね。日本の伝統として衣替えの文化は今後も大切にしていきたいものです。